ハンドメイドルアー [BRIGHT'N LURES] ブライトンルアーズ
2010 GO-OFF Get's Handmade Lures


ビッグベイトのムーブメントの中に・・・ Get's Handmade Lures  2003年・・・

今では完全にバスフィッシングのひとつのジャンルとして確立されているビッグベイト。
 日本にいち早くビッグベイトを持ち込んだルアーフィッシングの達人「キャプテン・グレッグ氏」との出会いが、川畑のルアー製作のスタイルにも大きな影響を与えた。
 圧倒的な釣果と共に大ヒット作となったジャックナイフは、国内ビッグベイトのパイオニアとして多くのフィッシングメディアにも取り上げられ、今でも根強い人気を誇る。
JackKnife 7inch
【JackKnife 7inch】 ヒノキ製 180mm/40g 2003年
ハードウッド製のジョイントボディー、巨大なスクエアリップによって生み出される大きな引き波で広範囲から魚を引き寄せるビッグベイト。
 同ジャンルのルアーとは異なる可動域の広いジョイント型式で、デッドスティッキング時のナチュラルさが抜群で、リトリーブ時には「カチョンカチョン」と絶妙なサウンドを奏でます。
 リップを寝かせ、ウェイトを約10gアップさせたType2は水面下1mまでをもカバー可能。

Baby JackKnife 5.5inch
【Baby JackKnife 5.5inch】 ヒノキ製 140mm/28g 2003年
日本のフィールドにマッチさせたサイズとフナやブルーギルなどの形状を取り入れたジョイントルアー。
 水面で細かなアクションを加えれば弱ったベイトがもがく様子を再現し、リトリーブでは野池などのベイトにマッチしたフォルムでフィールドに違和感無く溶け込みます。
 ワンフック仕様なのでフックサイズの選択幅が広く、微妙なレンジの差をアジャストすることが可能になっています。

Magnum JackKnife 9inch
【Magnum JackKnife 9inch】 ヒノキ製 240mm/90g 2003年
ジャックナイフのサイズアップバージョンとして翌年に登場したのがこのモデル。
 小バスほどの大きさと3オンスを超える重量はタックルを選ぶものの、コアなビッグベイトファンにとってはたまらないモデルだったとも言える。
 リアセクションの浮力を十分に活かした設定で、潜ろうとするヘッド部分とそれを邪魔しようとするリアセクションのバランスが絶妙で、外観のイメージどおりの強波動を生み出した。

Majesty 7inch
【Majesty 7inch】 ヒノキ製 180mm/64g 2005年
スローシンキングにセッティングされたリップレスタイプのジョイントベイト。
 ジャックナイフとは異なるタイプの引き波で水面直下を泳ぐ姿は大型のベイトフィッシュそのもの。
 S字系と呼ばれるジャンルというよりも、もっとナチュラル寄りに生み出されたモデルで、ロッドアクションを加えることで発生するヒラウチやフラッシングが効果的。

Hush100
【Hush100】 ヒノキ製 100mm/25g 2005年
浮き角度15度に設定されたペンシルポッパー。
 スプラッシュを伴った左右へのドッグウォークやピンスポットのテーブルターンをこなす仕上がりとなったが、アクションの仕上がりの均一さが川畑の納得のラインまで達しなかった為、非売品のテストモデルのみとなった。

Marvelous90
【Marvelous90】 ヒノキ製 90mm/26g 2005年
極端に扁平したボディー形状が特徴の大型フラットサイドクランク。
 翌年以降に発売開始となるシャロークランク系の試作として数本が存在するのみで、このマーベラス自体は公式には発売されなかった。

Cobra127
【Cobra127】 ヒノキ製 127mm/54g 2005年
2オンスにもなる大型のスピナーテールミノー。
 ミノーシェイプの極太ボディーにスウィッシャーの要素を組み合わせた独特の存在感がファンにとってたまらないと共に、バスにとっても恰好のターゲットになっている。
 水面のスロー引きで独特の引き波を発生させ、無防備な大型ベイトの回遊をイミテートしている。

Dimension-X 7inch
【Dimension-X 7inch】 ヒノキ製 180mm/60g 2005年
ジャックナイフよりもファットなボディーを採用した3ピースジョイントのビッグベイト。
 ハードウッドを組み合わせてリアルに再現されたテールや各部のフィンなどが意欲的な一作。
 余りの工程数の多さとアクションのセッティングの完成を見なかったことで発売には至らなかった。

Fireball PROTOモデル
【Fireball PROTOモデル】 バルサ製 90mm/30g 2006年
水面引き波系の大型ウェイキングクランク。
 生み出す波動の大きさは抜群だったが引き抵抗が余りにも大きく、ウッド版の発売までには多くの試験モデルを要することとなる。


2003年と2004年の2年間に渡っては、ほぼJackKnife(ジャックナイフ)ファミリーの製作に明け暮れることとなり、新作のリリースを行うことが出来ないほどの過密スケジュールを過ごすこととなる。
 翌2005年には様々な種類の試作モデルがリリースされたのは、その反動とも言えるかもしれない。

  


 2006年にはイタリアのルアー専門誌"MOSCA&SPINNING”のビッグ・ベイト特集にてGet'sルアーがヨーロッパ初上陸を果たした。

 紹介されていた大手メーカーさんのルアーと共に大きく取り上げられていたのがGet'sのJackknifeとCobra。
 残念ながらイタリア語の為、詳しい記事の内容は分かりませんが、日本のフィッシング・スタイルが少なからずとも注目されているのは確かです。



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