ハンドメイドルアー [BRIGHT'N LURES] ブライトンルアーズ
2010 GO-OFF Get's Handmade Lures


変わることの無いアングラーと魚たちの間に・・・

この10年間で、日本のバスフィッシングを取り巻く環境は大きく変わりました。
 週末にはアングラーで溢れかえっていたフィールドもやや落ち着きを取り戻した一方で、バスの固体数は減少しています。

 でも、本当の意味で「自然と向き合う」アングラーは、生態系の中で、バスという存在が安定期に入ったことを知っています。

 固体の大型化と共にバスはより狡猾となり、私たちアングラーに大きな感動を与えてくれる存在となりました。
 キャストさえすれば釣れてしまっていたあの頃とは違います。
 だからこそ、アングラーは一尾の魚との出会いを大切に出来るのです。
 その出会いの中に私自身の手で生み出したルアーがあることが、私にとっての最上の幸福だと以前よりも強く思えるようになりました。

 Get's Handmade Luresとして12年の活動を経て、2010年からは『BRIGHT AND LURE』・・・光り輝き魅了するという意味を込めたBRIGHT'N LURES(ブライトンルアーズ)というブランドで新たにリスタート。
 考え、想像した物を自らの手で形にしたルアーで、魚たちに挑み続ける。
 魚たちと私たちアングラーの関係がいつまでも変わらぬことを心から願って。
2010年4月 BRIGHT'N LURES 川畑

製作者 川畑健一
【BRIGHT'N LURES】 代表:川畑健一
1998年にGet's Handmade Luresとしてデビュー以降、フルタイムビルダーとして西日本を中心に活躍。
 関西のリアル系ハンドメイドルアーシーンの牽引力として、その手腕を振るう。
 バルサ、ハードウッド両方を巧みに使い分け、立体的でボリューム感のある造形と、長く使える強靭なコーティングが特徴。

 2010年、新ブランドBRIGHT'N LURESを立ち上げ、新たなるステージを目指す。

30年以上に渡って渓流からソルトまで色々な釣りをしてきた中で、好きな釣りのスタイルはやっぱりバスのトップウォーター。
 ルアーをアクションさせる楽しさ、魚が水面を割ってルアーにアタックする瞬間・・・あのワクワク感が最高!

 ただの木片に命を吹き込み、そして水の中に解き放つ・・・答えは魚が教えてくれる・・・
 形、重さ、バランス、色・・・様々な条件が交わり合って無限ともいえる可能性が生まれる。
 ルアー製作とは、私にとって価値ある一生涯のテーマ。

ハンドメイドへのこだわり

手作りでルアーを製作することは誰にでも可能な一方で、より完成度を高く維持し続けようと思うと、かなりの集中力の持続が要求されます。
 ベースとなる木材の選定、延々と繰り返される一次コーティング工程、一瞬の気の緩みも許されない彩色、経験がものをいう最終コーティング工程・・・
 より使いやすく、より長く使ってもらえるものを生み出す為に、一つ一つの工程に意味があり決して手を抜くことは出来ません。
 そこにはアングラーと魚たちとの繋がりがあり、自分自身がルアーに込める思いがあります。

 現代社会においては、「こだわり」という言葉は随分と安っぽくなってしまったような気がしますが、ルアービルダーという不器用な生き方を選択した自分にとって、これだけはなくしてはならないものだと信じ続けています。



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