ハンドメイドルアー [BRIGHT'N LURES] ブライトンルアーズ
2010 GO-OFF Get's Handmade Lures


ルアービルダーとしての更なる発展・・・ Get's Handmade Lures  2001年・・・

デビュー間もない1999年に発刊された「にっぽんのハンドメイドルアー大図鑑 トップビルダー72人の仕事」にも掲載され、新人ながらも大いに注目を集めた川畑は、得意分野であるバルサ素材の持つ可能性をさらに引き出すべくチャレンジを続ける。

 また、北海道を漂泊して出会ったトラウト達から得られた感触も付加されて、川畑のルアー製作は更なる発展を見せることとなる。
MID-CR55
【MID-CR55】 バルサ製 55mm/9g 2001年
バルサ材の持つ素材の魅力を余すところ無く引き出したミドルレンジ対応の小型クランクベイト。
 非常にレスポンスの良いハイピッチウォブロールが、あらゆるフィールドでソフトルアーを含む多くのルアーを凌駕する実績をたたき出すこともしばしばで、サイズは小ぶりながらも、多くの大型バスを引き出す秘めた力を持っていた。
 製作者自身にもバルサの威力を再認識させ、今でも多くのGet'sユーザーがタックルボックスに忍ばせている。

スーパーシャローCR55
【スーパーシャローCR55】 バルサ製 55mm/8g 2001年
浮力を存分に持たせ、リップ角度を立てた表層系バルサクランク。
 リップだけでなくボディーそのものに水を受ける形状が特徴で、スローに引いた時の独特の引き波はペンシルベイト等のサーフェイスプラグとはまた異なる力を秘めていることを体感させてくれた。
 製作者自身がウェイキングクランクの魅力にハマり、後にSilverChip Type-ZEROなどの名作を生み出すきっかけとなった。

Get'sミノー100
【Get'sミノー100】 バルサ製 100mm/10g 2001年
リアルハンドメイドルアーの定番ともいえるバルサ製ミノー。
 タバコ銀紙を使用したホイルフィニッシュは柔らかなフラッシングを演出し、バスをはじめ様々な魚種を氏自身にもたらした。
 トゥイッチやジャークに対する機敏なまでの反応は、バルサ以外の素材では成し得ないものと言えるだろう。
 サスペンド(11g)、スローシンキング(11.5g)という微妙な差を作り分けたあたりが、几帳面な川畑らしい。

ロングビルミノー100
【ロングビルミノー100】 バルサ製 100mm/11g 2001年
水温13度でサスペンドとなるように一本一本丁寧に調整されたジャークベイト。
 Get'sミノーと共通フォルムのボディーではあるが、当時の製作ノートには素となるバルサ材の比重やウェイトの位置、コーティングの回数等が詳細に書き込まれた何枚もの図面が見られるように、相当な調整を強いられた力作でもある。
 鋭いリーフリップで水を切り裂き、フラッシングと共に左右に瞬間移動する様は圧巻だった。

Get's ペンシル125
【Get's ペンシル125】 バルサ製 125mm/21g 2001年
3連のトレブルフックを備えた大型のペンシルベイト。
 Get'sペンシルの95mmや110mmと同様の腹部に幅を持たせた三角断面のボディー形状による操作性の高さはそのままに、圧倒的なキャスタビリティーとアピール力で、多くの50UPや48cmを含むダブルヒット等も体験させてくれた印象深いモデル。
 大型ペンシルの秘めたるパワーは、後のMadDogで再び花開くこととなる。


わずか1年の間に多くのNEWモデルと派生モデルを生み出した2001年だが、これには費やしてきた98年からの3年間の開発期間をへて完成に至ったモデルが多く含まれる。
 実戦で通用するルアーを生み出すということは一朝一夕にはいかないのが現実。

 この時期に製作されたモデルには、後の人気モデルのベースコンセプトとなったものが多いのも印象的。
 しかしそこに至るまでには、まだまだ長い年月を要することとなる。



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