オールシーズン活躍する、ブライトン＆Get'sユーザーにとって欠かすことのできないサブサーフェイスクランクがSilverChip。
　2006年に73mmのヒノキ製で登場し、2008年からは素材をバルサウッドに変更して多くのバリエーションが製作された。

　BRIGHT'N LURESとしては初のリップ付きルアーとなるが、サブサーフェイスクランクは製作者の川畑がペンシルと並んで最も得意としているジャンル。ブレること無く一貫して貫かれているコンセプトと実績は多くのファンの知るところでもある。
　クランク用として特に厳選されたバルサの浮力を最大限に活かしてセッティングされたアクションは、歴代シリーズ中で最もレスポンスの良いキビキビしたものに仕上げられ、リアル感たっぷりに仕上げられたホイルフィニッシュから発せられるフラッシングは、寄せと食わせの両面に威力を発揮する。

ウッド版、バルサ版、ノンホイル版、表層版、大型版等、様々なバリエーションが製作されてきたように、実釣における出番が非常に高いのがシルバーチップの最大の特徴。
　フィールドを問わず「手堅い」「ボウズ逃れ」等と形容されることのある必釣ルアーではあるが、アベレージサイズの数釣りだけでなく、大型の個体をしっかりと引っ張ってくる力を持っているのも大きな魅力。

　極低速からしっかりとボディーを揺らすセッティングで水面にV字引き波を生み出し、トップウォーター的に広範囲のサーチが可能。
　水面下30cmを基本トレースラインとし、独自のリップ形状と高浮力セッティングから生み出される高い障害物回避能力で、ストラクチャー際をしっかり釣り切ります。
　一年を通じて使い勝手がよく、1月〜2月は流石に厳しいものの、3月〜12月まで安定した釣果を叩き出してくれる。
　特に低水温期のシャローでの活躍はサブサーフェイスクランクの常識を覆す程。